乳腺症と乳房痛

公開日:2023/06/07

乳腺症や乳房痛には、さまざまな原因が関与しています。

生理周期中には、ホルモンの変動があり一部の女性は、生理前や生理中に乳房の腫れや痛みを認めることがあります。

また乳腺組織の密度が高い場合や、線維性組織が増える場合に乳房痛が起こることがあります。

一部の薬物やホルモン療法で乳房痛を引き起こすこともあり特に、エストロゲンやプロゲステロンの濃度を変化させる薬物は、乳房痛の原因となる可能性があります。

ストレスや心理的な要因は、体のさまざまな部位に影響を与えることがあり、乳房も例外ではなく、乳房痛を引き起こす要因となることがあります。

また食事が乳腺症の発症や症状の悪化に関連している可能性があると言われており、特に高脂肪食やカフェイン摂取などが関与すると考えられています。

乳腺症と乳癌との関係では将来的に乳癌のリスクがわずかに高まる可能性があると言われているため、定期的な乳癌検診は必要になります。

乳腺症の診断には、触診、乳房エコー、乳房X線(マンモグラフィ)、乳房MRIなどの検査が行われます。

乳房痛は通常、良性の要素によって引き起こされることが多く、乳癌とは関係しないことがほとんどです。

しかし、腫瘤感や痛みが持続する場合は、乳癌などの疾患を否定するために検査する必要があります。

乳腺症や乳房痛について不安がある場合は、乳腺外科外来に相談することをおすすめします。

当院でも精査・指導をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

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