女性検診の勧め

公開日:2025/06/30

検診は、女性が健康を維持するためにとても大切な検査です。
特に「子宮がん検診」や「乳がん検診」は、早期発見・早期治療につながるため、命を守る大きな役割を果たします。

子宮がん検診(子宮頸がん・子宮体がん

目的

子宮がんには「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類があります。どちらも早期には自覚症状が出にくいため、定期検診が重要です。

  • 子宮頸がんは20代〜40代の若い女性にも増えており、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因の多くを占めます。
  • 子宮体がんは閉経後の女性に多く、肥満や不正出血がリスクになります。

検査内容

  • 子宮頸がん検診:膣から子宮の入口(頸部)を綿棒などでこすり、細胞を調べます(痛みはほとんどありません)。
  • 子宮体がん検診:必要に応じて、子宮内膜から細胞を採取します(痛みを伴うこともあります)。

推奨頻度

  • 子宮頸がん検診:20歳以上の女性は2年に1回の検診が推奨されています。
  • 乳がん検診

    目的

    乳がんは日本人女性で最も多いがんの一つで、30代後半から増え、40〜50代がピークです。早期に発見すれば、治癒率も高く、乳房を温存できる可能性も高くなります。

    • 初期にはしこりや痛みがなく、気づきにくいがんです。
    • 家族に乳がんの方がいる人は、リスクが高くなる場合もあります。

    検査内容

    • マンモグラフィ:乳房を機械で挟んでX線撮影を行います。特に40歳以上に有効です。
    • 乳腺エコー(超音波):若い女性のように乳腺が発達している人に有効です。

    推奨頻度

    • 40歳以上は2年に1回のマンモグラフィ検診が推奨されています。
    • 30代でも自己検診や乳腺エコーを受けることが望ましいです。

    なぜ定期的な検診が大切なのか?

    • がんは初期には無症状のことが多く、検診でしか見つからないことが多い。
    • 早期に見つかれば、治療が簡単で済むこともあり、治る可能性も高い。
    • 自分の身体の変化に気づくきっかけにもなる。

    検診を受けることは「自分を大切にすること」

    忙しい毎日の中でも、検診の時間をとることは将来の自分を守るための投資です。
    怖がらずに、まずは一度、当院で相談してみてくださいね。

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