大腸がん
女性に多いがんと聞くと乳がんを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は死亡率で見た場合には大腸がんが多く、2007年には死亡率第1位にもなりました。
ピンクリボン運動で乳がんの検診と早期発見の重要性に対する意識は高まってきていますが、女性の大腸がんに対する認識はまだ少ない段階にあります。
大腸がんは初期症状がほとんど出ないため、早い段階で見つかることは多くありませんが、早期発見できれば完治する可能性の高い病気です。定期的に検査を受ける習慣をつけ、大腸がんの早期発見・早期治療に努めましょう。
大腸がんは40歳を過ぎた頃からかかる人が多くなってきます。
また、大腸がんになっても痛みや体重の減少など、すぐがんと疑うような症状が表れないため、気づかれることが少ないのが現状です。
がんが進むにつれて血便・下痢・便通異常とそれに伴う腹痛・しこりといった症状が出てきはじめます。
そのほか痔をお持ちの方は、いつもの痔だと思い込んでしまう場合があるため、発見が遅れることもあります。
アルコールの過剰摂取や、肉の加工品の摂り過ぎにより大腸がんになる可能性が高いといわれています。
生活習慣の中で栄養バランスの崩れが長く続いている方、休肝日をもたれていない方なども注意が必要です。
その他に、家族による遺伝の影響もあるとされています。
大腸がんは早期の段階で発見できれば、手術を行う必要もなく大腸内視鏡検査の際にそのままがんを切除することも可能です。また、切除後も、5年後の生存率が80%以上と比較的死亡率が低い病気です。
ですが、発見が遅れれば遅れるほど、肺や肝臓、リンパ節などに転移していくため、治療は困難になっていきます。
定期的な検査を行うことが、大腸がんの早期発見につながります。
男性の場合は勤務先の企業による人間ドックの実施などで検査を受ける機会が多いのですが、お勤めをしていない女性などは人間ドックを受ける機会を得られず、発見が遅れてしまうことがあります。
不安がある場合は勿論、今までに一度も検査を受けたことが無い場合は是非検査をオススメします。
大腸がんの検査は大腸内視鏡検査になります。
40歳以上の方は、1年に1回程度を目安に検査を行うことで、大腸がんの早期発見につながります。
検査をご希望の方はまずは受診していただき、診察のうえ、検査のご予約をお取りいたします。
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