乳がん検診

乳がんは早期に発見して適切な治療を受ければ、ほぼ完全に治すことができます。
これは比較的性質の良いがんのため、優れた検査方法や有効な治療方法が多く存在しているからです。
また、たとえ進行していても、患者さんの病状に応じた有効な治療手段がありますから、けっしてくじけることなく治療を続けてください。

乳がんは30歳代から増加し始め、50歳前後がもっとも発生しやすい時期となります。
日本人の場合、16人に1人の割合でかかると言われています。
乳がんは、早期発見・早期治療により90%以上治すことができます。

乳がんは乳房の中にある乳腺にできるがん

乳がんは乳腺を構成している乳管や小葉の内腔(内がわ)を裏打ちしている上皮細胞から発生します。がん細胞が乳管や小葉の中にとどまっているものを非浸潤がんあるいは乳管内がん、乳管や小葉を包む基底膜を破って外に出ているものを 浸潤がんといい、この他、非浸潤がんが乳管が開口している乳頭に達して湿疹様病変が発生するパジェット病(Paget病)の3種に大別されます。

同じ乳がんであっても細胞の性格はおとなしいものから活発なものまでさまざまで、患者さんによって違います。

乳房は、出産時に乳汁を分泌する大切な役割をもつ皮膚の付属器官です。その中には乳腺と呼ばれる腺組織と脂肪組織、血管、神経などが存在しています。
乳腺組織は、15〜20の腺葉に分かれ、さらに各腺葉は多数の小葉に枝分かれしています。小葉は乳汁を分泌する小さな腺房が集まってできています。各腺葉からは乳管が1本ずつ出ていて、小葉や腺房と連絡し合いながら、最終的に主乳管となって乳頭(乳首)に達します。

早期治療の重要性

がん細胞の困る点は、秩序正しく働いている正常な細胞とは違い、異常に増殖して局所で増大し、さらにはリンパ管や血管の中にもぐり込んで、リンパ節や他の臓器に転移し、身体の正常な働きを妨げ破壊する性格をもっていることです。 乳がんにはさまざまな性格の細胞があるといいましたが、幸いなことに、乳がんは他のがんに比べてゆっくり増殖するものが多く、なかには小葉や乳管の中だけに拡がり、乳管の外には拡がらないもの(非浸潤がん・乳管内がん)もあります。しかし、多くのがんは乳管とまわりの基底膜を破って浸潤がんになっています。

がん細胞が体の各所に拡がると身体の正常な働きを妨げ、命を脅かすことになります

治療をせずに放っておけば、がんが周囲の組織に拡がり、リンパ管を通ってわきの下(腋窩)のリンパ節や鎖骨の上のリンパ節、あるいは血液を通って骨、肺、肝臓などの臓器へ転移し、命を脅かすことになります。 このような事態を未然に、あるいは可能な限り防ぐために、できるだけ早く治療を開始しなければなりません。また、しこりが少々大き目であったり、腋窩リンパ節に転移を認める場合でも、最近は、手術と他の治療法(化学療法やホルモン療法、放射線照射)を組み合わせて治療効果を高めることが可能になってきています。

乳がんの症状

乳がんによって表れる症状は、以下の通りです。

  • 乳房が異常に腫れてきた
  • 乳頭がくぼんでいる
  • 乳頭がただれかり血が出る
  • 首やわきの下にしこりがある
  • 乳房が痛みや熱を伴い赤くなってきた

上記の症状がある方は保険適用となりますのでご相談ください。

乳がん検査コース

乳がんはリンパ節や臓器に転移しやすいため、定期的な乳がん検診をお勧めします。
*注)乳房にしこりやひきつれ、血の混じった分泌物など気になる症状がある場合は、検診を待たずにすぐに乳腺外来を受診しましょう。

マンモグラフィ検査についてはこちらをご覧ください。

B1:触診+マンモグラフィ 12,960円
B2:触診+乳腺エコー 6,480円
B3:触診+マンモグラフィ+乳腺エコー 19,440円

採血オプション:CA15-3(1,300円)/BCA225(1,700円)/CEA(1,150円)/抗53抗体(1,700円)

マンモグラフィと乳腺エコー

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