子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)について

子宮頸がんの予防接種が2013年4月より定期接種(無料)となりました。

対象者 小学6年生〜高校1年生(標準的な接種期間は中学1年生)
通知 町田市より新中学1年生(標準接種期間)の女子宛に3月末に発送されてています。
接種方法 肩に近い腕の筋肉に接種します。
13歳以上の方は同伴無しでも接種できますが同意書が必要です。
当日の持ち物 母子健康手帳、予防接種の問診票
ワクチンの種類 「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があります。
サーバリックス:子宮頸がんの予防(HPV16・18)
ガーダシル:子宮頸がん・尖圭コンジローマの予防( HPV6・11・16・18 )

ワクチンの種類により、接種スケジュールや予防できる病気が異なりますが、 いずれのワクチンも6ヵ月の間で3回接種をします。
(注意:必ず1回目と同じワクチンを接種してください。)

定期接種対象年齢以上の女性

自己負担にて接種することができます。
日本では子宮頸がん検診を受ける人がまだ少ないので、45歳までの方にすすめられています。

接種後にみられることがある症状

ワクチンを接種した後には、注射した部分が痛むことがあります。
注射した部分の痛みや腫れは、体内でウイルス感染に対して防御する仕組みが働くために起こります。
通常数日間程度で治ります。
また、失神(脳貧血)を起こすことがありますが、10歳以上の女性は、ワクチン接種だけでなく血液検査や献血でも失神を起こす人がいます。緊張しやすい人は接種前に担当医に必ず申し出てください。

子宮頸がんの予防接種は予約制となっています。 
詳細は、当クリニック (TEL:042-732-5120) にお問い合わせください。

子宮頸がん予防ワクチン接種の流れ

STEP1  ワクチン接種の予約

病院に連絡して、ワクチンの接種日を予約しましょう。
ワクチンには種類がありますので事前に調べておくとよいでしょう。

STEP2  病院についたら

「HPVワクチンを接種される方へ」の注意事項をよく読んで、接種予診票へ記入し、体温を測ります。

STEP3  ワクチン接種

問診が行われます。
接種は初回接種、1〜2カ月、6カ月後の3回にわたって行われます。
妊娠している方や3回の接種が完了しないうちに妊娠した場合は、接種は出産後になります。
また他のワクチン接種の予定がある場合は、先生に伝えましょう。

いよいよワクチンの接種
接種する部分にアルコール消毒をし、筋肉注射します。通常座って注射しますが、ワクチン接種に慣れていない方などは寝て打つこともできますので、先生とご相談ください。

STEP4  ワクチン接種が済んだら

接種後30分程度は、病院で背もたれのあるイスなどに座って安静にします。接種部位は清潔に保ち、強くこすったり、もんだりしないようにしてください。 次回の接種日も考えておくとよいでしょう。

※注意
接種した日からお風呂には入れますが、接種後25時間は激しい運動は避けてください。
1週間以内に異常な反応や体調の変化があった場合は、病院にすみやかに連絡してください。

3回接種が必要です
子宮頸がん予防ワクチンは、十分な予防効果を得るために3回の接種が必要です。
2、3回目の接種は、1回目と同じワクチンを必ず接種してください。
別のワクチンを接種した場合の予防効果は確認されておりません。

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