経鼻内視鏡(胃カメラ)検査

経鼻内視鏡(鼻から入れる胃カメラ検査)は「つらくない!」

日本国内において胃がんの死亡率は下がってきていますが、まだまだ死亡原因の上位を占めています。
胃がんは、がんの深さが粘膜下層までのものを 「早期胃がん」、深さが粘膜下層を越えて筋層より深く及ぶものを 「進行胃がん」 といいます。

早期胃がんの中でも粘膜にとどまるがんには転移がほとんどなく、多くの場合、内視鏡的に治療できます。
しかし、この様な早期がんは症状が出ないので、患者様のほとんどが定期的に内視鏡検査を受けられていて偶然発見されています。

ジェイクリニックでは、患者様の体への負担を軽減するために、極少の特殊レンズ(ゴマ粒ほどの大きさ)の開発で可能になったこの経鼻内視鏡検査(鼻からの胃カメラ検査)システムを導入しています。

鼻から入れる胃カメラ検査とは?

鼻から入れる胃カメラ検査の利点は、吐き気が起こりにくい・苦痛が少ない・麻酔事故のリスクが少ない・検査中に会話ができるなどがあげられます。胃カメラの先端は5.9ミリと細く、鼻から入れて殆ど吐気を起こすことも無く、少量の麻酔で体への負担も少なくすみます。
口をふさぐ事が無いため検査中に医師と会話もできます。

当院では、検査後粘膜麻酔(喉)が効いているため検査後1時間は飲水、飲食ができません。
また、胃の蠕動(おなかの動き)を止めるお薬は、おなかの中に散布しますので、検査後、車の運転、お仕事などに影響はありません。
通常は筋肉注射を行いますが、当院では胃の中にお薬を散布するだけですので、痛い思いをしないのも特徴です。

「経鼻内視鏡」とは・・・

鼻から入れるために開発された、細くてしなやかなスコープです。

鼻からの胃カメラ検査は、吐き気がおこりにくい、苦痛が少ない、麻酔事故のリスクが少ない、検査中に話ができるといったメリットがあります。また、検査後30〜60分で飲食や車の運転ができます。

鼻からの胃カメラ検査についてご紹介します

特徴その1:吐き気が起こりにくい

口からの胃カメラ検査だと、カメラが舌の奥に触れることで吐き気が起こりますが、鼻からの胃カメラ検査では、舌の奥にカメラが触れることはないため、吐き気が起こりにくいです。

風邪をひいたときの診察で、舌の奥をヘラみたいなもので押されて「オエッ」となりそうな経験をしたことがあると思います。 これが咽頭反射(いんとうはんしゃ)です。口から内視鏡を入れる(図左)場合は、多少こうした咽頭反射が起こります。
しかし、鼻から入れる(図右)場合は内視鏡が舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査を受けることができます。

特徴その2:苦痛が少ない

口からの胃カメラ検査は太さ9.4mmに対し、鼻からの胃カメラは5.9mmとかなり細いです。

検診などで行われる内視鏡検査で、内視鏡を飲み込んだときの嘔吐感を苦痛に感じてる方は多いと思います。
デジタルカメラなどでも使われている高性能スーパーCCDハニカムTMを搭載した新型の 「経鼻内視鏡」 は、先端径が5.9mm(従来型は9.4mm)と極細なので、鼻から入れて検査でき、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査を受けることができます。 

特徴その3:麻酔事故のリスクが少ない

鼻からの内視鏡は鼻腔(びくう)へスプレーをして出血を予防し、ゼリー状の液体を流し込んで局部麻酔を行います。鼻の中に直接注射するようなことはありません。
この様な麻酔の方法は、麻酔に用いる薬が少量ですみ、体への負担も少なくてすみます。
麻酔薬の投与が少なくてすむので、検査終了から1時間経過後には水を飲んだり食事をすることが可能です。

また当院では、胃の蠕動(おなかの動き)を止めるお薬は、おなかの中に散布しますので、検査後、車の運転、お仕事などに影響はありません。通常は筋肉注射を行いますが、当院では胃の中にお薬を散布するだけですので、痛い思いをしないのも特徴です。

特徴その4:検査中に話ができる

口から内視鏡を入た場合、口がふさがってしまうために検査中は話ができませんでした。
しかし、鼻から入れる場合は口を自由に動かせるので、検査をしている医師と、
    「気になることは言ってくださいね」
    「はい、わかりました」
というように会話ができます。
気になったことをその場で確認できるので、安心して検査を受けられます。

当院で経鼻内視鏡検査をご希望の方へ

電話で検査のご予約はできません。まずはご来院ください。

まずはご来院いただき、診察と採血を行います。
その後、検査日のご予約をお取りし、食事についての注意点などの事前説明を行います。

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